npm install
を使うとき、ただリファレンスに掲載されてるコマンドをコピペしてインストールコマンドを叩いていませんか?
今回はnpm installコマンドについて解説を行います。
nodeやJavaScript開発においてパッケージインストールを実施するコマンド
npm i moment
npm install
単体で実行するとpackage.json
や package-lock.json
に指定されてるライブラリがインストールされます。
そのため新規でパッケージをアプリケーションにインストールしたい場合はpackage.json
に定義する必要があります。
パッケージのインストール先はローカルインストール
と グローバルインストール
があります。
プロジェクトディレクトリの node_modules にパッケージをインストール
アプリケーション単位で利用するパッケージをインストールする場合に利用
システム共通ディレクトリにパッケージをインストール
システム全体で利用するツール・コマンド類をインストールする場合に利用
グローバルインストールはプロジェクトのチームメンバーも個別にインストールする必要があるのでチーム開発をする場合、ローカルインストールを推奨します。
グローバル環境へのインストール
npm install -g hogehoge
nodeのグローバル環境へへパッケージをインストールします。
npm install -g gulp
npm list -g
/Users/uiuifree/.nodenv/versions/12.16.0/lib
アプリケーションの実行に必要なパッケージは--save
を指定
npm install --save-dev chartjs
package.jsonのdependenciesに追記されます。
開発パッケージをインストールする場合は--save-dev
を指定
npm install --save-dev gulp
package.jsonのdevDependenciesに追記されます。
プロダクションインストールを行えばpackage.jsonのdependenciesに指定されてるパッケージのみをインストールすることができます。
npm install --production