朝メールを開いたら Anthropic から「You’re in!」が届いてました。申請したことを半分忘れかけていた Claude for Open Source の承認通知です。

You’re in! Welcome to the Claude for Open Source Program. We’re giving you Claude Max 20x free for 6 months.

Claude Max 20x、つまり月額 $200 の最上位プランが6か月無料。$1,200 相当です。

Anthropicから届いたClaude for Open Source Programの承認メール。Claude Max 20xが6か月無料になる旨とActivateボタンが記載されている

「どうせ有名OSSの人向けでしょ」と思ってスルーしている人が多そうなので、crates.io に地味なAPIクライアントを並べているだけの自分でも通った、という実例を書いておきます。

Claude for Open Source って何

Claude for Open Source は Anthropic が2026年2月末に始めたOSS支援プログラムで、ざっくり言うと「OSSメンテナーに Max 20x を6か月配る」というものです。2026年7月に枠が最大1万人まで拡大されたので、申請するなら今が一番通りやすいタイミングのはず。

承認メールの締めの一文がちょっと良かったので載せておきます。

Open-source maintainers and contributors like you keep the ecosystem running. Thanks for everything you ship.

AIコーディングツールは大量のOSSの上に成り立っているので、その還元という建て付けですね。

申請資格は思ったより広い

どれか1つ満たせばOKです。

区分条件
メンテナー / ライブラリ作者依存リポジトリ500+、依存パッケージ100+、または各レジストリ合計で月間20万DL+(npm / PyPI / crates.io / RubyGems など)
コアコントリビューター財団・言語プロジェクトのコミッター / メンテナー
アクティブコントリビューター直近12か月で、他人のリポジトリにマージされたPRが100+

ポイントは npm 前提ではないこと。crates.io や RubyGems のダウンロード数も普通にカウントされます。しかも公式が「基準に届いていなくても、エコシステムが静かに依存しているものを維持しているなら応募して教えてくれ」と言っているので、ボーダー付近でもダメ元で出す価値があります。

crates.io の地味なクレート群でも通った

自分は crates.io に17個のクレートを公開しています。google-search-console-apielastic-query-builder、LINE Messaging API クライアントあたりが代表格で、スター数で殴れるような有名リポジトリは持っていません。それでも通りました。

申請はフォームから。crates.io のプロフィールと代表的なパッケージを書いたくらいで、数分で終わる軽いものでした。審査はローリング方式なので、出したらあとは待つだけです。

承認されるとこうなる

メールの「Activate Max 20x」を押すと、アカウントに $1,200 のギフトクレジットが積まれて Max プランが有効になります。

Claudeのプラン管理画面。マックスプラン(Proプランの20倍の利用量)が有効で、ギフトの残り$1,200が次回の請求書に充当されると表示されている

「6か月無料」の実体は、毎月 $200 の請求にクレジットが充当されていく方式です。管理画面に残高と次回更新日が出るので、使い切る6か月後に継続するかダウングレードするかを決めればいい。この辺の作りは親切だと思います。

20倍あると何が変わるか

普段から Claude Code でOSSのメンテナンスや検証をしていますが、Pro だと長めのセッションでレート制限に当たることがありました。20倍あれば、依存クレートのメジャーバージョン追従とか、新エンドポイント対応とか、「時間が取れなくて後回しにしていたメンテ作業」をエージェントに投げっぱなしにできます。OSSメンテのいちばん面倒な部分に直接効く支援で、よく考えられているなと。

というわけで

パッケージレジストリに何か公開している人は、とりあえず申請フォームを出しておきましょう。Rustクレート作者でも通ります。枠は最大1万人、ローリング審査です。