Claude CodeとGolangは相性抜群?Go開発でAIペアプログラミングを最大化する方法
Go言語がAIコーディングツールと好相性な5つの理由 AIを活用したソフトウェア開発が急速に広がるなか、「どの言語とAIツールの組み合わせが最も生産的か」は多くのエンジニアが気にするポイントです。結論から述べると、Go(Golang)はClaude Codeとの親和性がきわめて高い言語の一つです。その根拠となる5つの言語特性を整理します。 構文の一貫性がAIの予測精度を高める Goには繰り返し構文がforループしかなく、継承もジェネリクスの複雑なパターンもほとんどありません。構文の選択肢が限られているため、AIが生成するコードのばらつきが小さくなります。ある開発者は「Goは潜在的にオープンな問題を制約付きの問題に変換し、エージェントに一貫した予測可能なパターンを強制する」と評しています。 gofmtによる書式の完全統一 gofmtはGoの公式フォーマッタで、インデント幅・波括弧の位置・改行ルールなどをすべて自動で統一します。世界中のGoコードが同一の書式になるため、LLMの学習データに含まれるGoコードは非常に均質です。これはコード補完や生成の精度に直結します。 明示的なエラーハンドリング Goの if err != nil パターンは冗長だと批判されることもありますが、AIコーディングとの相性においてはむしろ利点です。エラー処理がすべてローカルかつ明示的であるため、例外が伝搬する言語と比べて、AIが生成したコードのエラー処理漏れを発見しやすくなります。 後方互換性の安定 Go 1.1時代に書かれたコードが現行のGo 1.23以降でもそのままコンパイルできます。JavaScriptやPythonのように破壊的変更が頻発するエコシステムと異なり、AIの学習データに含まれる古いGoパターンがそのまま有効です。標準ライブラリのAPIも安定しているため、ハルシネーション(存在しないAPIの生成)が起きにくくなります。 精密なコンパイラエラー Goコンパイラは「宣言した変数を使っていない」「インポートしたパッケージを使っていない」など、細かい指摘を行います。このエラーメッセージをClaude Codeにフィードバックすると、高い確率で自動修正が成功します。コンパイラがAIの品質管理役を担ってくれるわけです。 Claude CodeのGo対応状況 Claude CodeがGoに対してどの程度のサポートを提供しているか、2026年2月時点の状況を整理します。 LSP連携(gopls統合) 2025年12月リリースのClaude Code v2.0.74以降、Go言語のLanguage Server Protocol(LSP)統合が利用可能になりました。これにより定義元ジャンプ・参照検索・リアルタイム診断がClaude Code上で動作します。テキスト検索と比較して、呼び出し元の特定が約900倍高速化(45秒→約50ms)されたとの報告もあります。 50以上の言語に対応 Claude CodeはPython、JavaScript、TypeScript、Java、Rust、C++などと並んでGoを公式にサポートしています。Go固有のイディオム(goroutine、channel、interface設計パターン)を理解した上でのコード生成が可能です。 Hooksによる自動フォーマット PostToolUse Hookを設定すると、ファイルの書き込み・編集後に自動でgofmt -wとgo vetを実行できます。Claude Codeが生成したコードが即座にGoの標準スタイルに整形されるため、手動の修正が不要になります。 { "hooks": { "PostToolUse": [ { "matcher": "Write|Edit", "hooks": [ { "type": "command", "command": ".claude/hooks/go-fmt.sh" } ] } ] } } .claude/hooks/go-fmt.shの内容は以下のとおりです。 #!/bin/bash FILE_PATH=$(jq -r '.tool_input.file_path' < /dev/stdin) if [[ "$FILE_PATH" == *.go ]]; then gofmt -w "$FILE_PATH" go vet "$FILE_PATH" fi exit 0 Go開発者のAIツール利用動向 2025年のGo開発者サーベイによると、53%のGo開発者がAIアシスタントを日常的に利用しています(出典: Go Blog)。具体的な数字を整理します。 ...